故人の顔に掛ける白い布のお話

こんにちは
柏市・我孫子市・印西市の家族葬・1日葬ならセレモニー天来!
「なんでも!終活相談所」の野口です。

最近さぼり気味なブログです・・・
イエイエ、実を言うと裏であれやこれやと事例を書いたりしております。

そしてその一部を少し書こうかと思います。
(葬儀屋ですしね(笑))

で今回は逝去した故人のお顔の上に白い布をかぶせます。
なんで掛けるの?というお話をしようかと思います。

現実的なお話ですと
腐敗していく死者の顔は怖いから隠している・痛んでいく顔を隠す
という意味が現実的ではないかと思います。

他にも
死者の尊厳を守る
といも言われてますし

白というい色は清浄をいみしているので、死の穢れを覆う
という意味もあるようです。

諸説ありますがパターンがいっぱいありまして
呼吸が戻ったら白い布が飛んでいくのでわかりやすい!
とか
悪霊が入ら無いようにとかあるようです。

正式名称は「打ち覆い」と言いまして
葬儀社では面布とも呼ばれております。

昔は今みたいに寝ている棺(寝棺)では無くて
木の樽に座らせていた(座棺)んですが
その際に樽を覆っていた白い布の名残とも言われています。

他にも
何で白なの?
という質問が来ると思って書きますが・・
葬儀の時は「基本的に色物」は使わない事が多いです。

なんでかというと
「故人さんが死ぬとは思っていなかった」とか
「染める暇もなかった」という意味があるようです。

まぁ・・諸説ありますが・・・・(@_@;)

たまにはお葬式屋さんみたいな事も書いてみました。
こういう話はお葬式屋さんが話す事もありですが
地域に詳しい「おじいちゃん」や「おばあちゃん」の方が詳しい事があります
皆さんも、お墓参りで実家に帰った際に
おじいちゃんに聞くと「すっごい詳しい人が多分います(笑)」

是非聞いてみてください。

それではまた逢いましょう!!