0217/12/23 「妙照寺」の「お焚き上げ」

おはようございます。
柏市・我孫子市・印西市の葬儀・葬式ならばセレモニー天来!
営業部の野口でございます!

早くも今年があと1週間でおしまいです。

もう来年40歳です・・・
中身はまだまだなのに、自分が小さい頃の親父は
完璧な大人に見えましたが、自分はまだまだだなぁ~
と想う今日この頃でございます(;一_一)

さて、話はかわりますが
今年も12月22日にセレモニー天来の役員と一緒に
柏市大井にあります日蓮宗の長国山「妙照寺さん」の「お焚き上げ」に行ってきました。
お焚き上げ
今日はこの「お焚き上げ」って何だろう?
というお話を書いてみようと思います。

古来から日本という国は
「全てに神様が宿る」という考え方がありますよね(最近はどうかなぁ)
「トイレの神様」「台所の神様」「人形の神様」等々
だから「八百万の神」(800万の神と書いて「やおよろずのかみ」)
と呼ばれるわけです。

ちなみに物も100年を超えると付喪神(九十九神)となり
魂が宿ると言われています。
ちなみに樹木も年月が経つと「御神木」と呼ばれたりしますが・・
直接神様が宿る訳ではなくて、神様が降臨する為の
依代(よりしろ)や精霊に近い「神聖な物」になると言われます。

そんな「大切なモノ」を火の神様の力を借りて
浄化して天に還すという意味があります・・多分(笑)

「長年大切に使っていたモノ」や「故人が大切に使っていたモノ」
「捨てるに捨てられないモノ」を

「お焚き上げ」してもらうわけでございます。

ちなみにお焚き上げの供養の儀式としては
洒水作法(しゃすいさほう)
ご遺品に宿っている塵等を清めるため、聖なる水をお加持し
注いで煩悩(ぼんのう)・垢穢(くえ)を除く清めの儀式。


■揆遣法(はっけんほう)
揆遣とは、性根抜き・魂抜きとも言われています。
思いを込めたものに宿っている想念に御礼を捧げて
託したものから因縁を解く儀式を行います。

ちなみに、弊社ではお仏壇の販売もしておりますが
その際に入れ替えとなる古いお仏壇は弊社でお預かりして
このような形で供養させて頂いております。

ゴミとして出すのは簡単ですが
日本人特有のモノに対しての優しい気持ちから生まれた行事になります。
昨今では環境問題もあり、簡単には出来ない事なんです。
(柏市だと警察に許可を提出したり、周辺住民への配慮も必要です)
ご自宅ではやらないようにしましょう(笑)

さて今回はこんな所で・・

ちなみに妙照寺では
大晦日には除夜の鐘がつけたり
僧侶の水行風景が見れるかもしれません。
皆さんも行ってみましょう!!

それでは皆さん良いお年を!!