2017/8/2 位牌の品質のお話

こんにちは
柏市・我孫子市・印西市の家族葬・1日葬ならセレモニー天来!
「なんでも!終活相談所」の野口です。

今日は、増尾駅周辺でポスティングをしておりましたが
「雨が降ってきたり・やんだり」と惑わされておりました(@_@;)

え~あと少しの所で撤収となりました・・
と言いたい所ですが雨が止んできたのでもう一度行ってきます!!

それでは、また今度・・・とはいきません(笑)

今回のお題は
位牌!!

一般的には四十九日までに白木の仮位牌から黒塗の位牌に作り替えますが

なんで替えるんだというのは置いておきまして
形も良く使うのが4種類から5種類位あります。
「唐木位牌」や「猫丸」や「蓮付」だったりしますが・・・

元々家にあるのがね「猫丸」であれば次も「猫丸」が良いかなぁ~・・・
今まで家にあるものと同じ系統の位牌を購入するのが無難に良いと思います。

逆に「初めて買うぞ!!」という時は・・「好みで良い」と思います。

ではよくある「塗り」でも色々種類がある訳でございますが・・
3種類紹介しようかと思います!!

本呂色・・・・・「本堅地下地呂色仕上」というのが正式名称です
(ほんろいろ)  「呂色仕上げ」と言うのは約11工程を経て作られます。

上塗り・・・・・元々の工程に新たな技法や工程をプラスした工法
(じょうぬり)  塗りに比べて気品と高貴さが違います

塗り・・・・・海外での作成された位牌や最近では「カシュ―塗」
と言ってカシューナッツの油分で塗った位牌だったり
うるし塗と言われても「うるし成分〇%」とかもあります。

上塗り以上になると、鏡面仕上げといって本当に輝くような位牌に
なったり七色に輝く位牌もあります。
年数が経つにつれてその差がはっきりとわかるようになってきます。

実際に来てみて頂くとわかるんですが値段によって
全然違うのでびっくりすると思います。

じゃこの値段の違いは何か?というと「うるしの油分の違い」です。
柔らかい程、加工しやすくて、乾くのも早いけど、丈夫さとしては心もとなくて
硬い程、加工がしにくくて、乾くのも遅いけど、丈夫で重厚な厚みがあって気品が高い
というようなイメージでしょうか。

ちなみに海外産の場合は「ラッカー」「ウレタン」塗装で
漆成分が少し入っているので「漆塗り」と言われているやつもあります。

高い位牌と安い位牌ですが、何が違うのか?というと
やっぱりわかるのが劣化と綺麗さです。

安いと
・表面がくすんできたり     ・装飾部分が外れたり
・木の乾燥が甘くてひび割れたり

と言ったところでしょうか?

更に言うと海外製輸入の位牌はオススメできません。
国内産が一番良いと思います。
(手作りなので国内産でも 良い出来・悪い出来 もあるのですが)

メーカーによっても差があるのですが
葬儀屋さんが見て「この位牌は良い位牌だなぁ~」と感じる位牌は
劣化も少ないですし壊れる事も少ないと思います。

じゃあお勧めはというと
上塗以上がオススメです!!

ちなみに葬儀屋だったり仏具屋さんは間違いなく
「本呂色塗」か「呂色塗」を購入します。
硬いし・綺麗だし・丈夫だし 3点セットで長く使えるし。

では「上塗」と「普通の塗り位牌」は何が違うかと言うと
あくまで個人的見解ですし、勝手に言っている事ですが
「上塗」が絶対にお得だと思います。
「値段の上昇率」と「クオリティの上昇率」を精査すると
圧倒的に「上塗がお得」と考えます。

あとは位牌はネットで買うのはお勧めしません。
これは地域で
「位牌の書き方や旧字や文字色に関して違うから」
地域性を考えたりすると仏具屋さんや葬儀屋さんから
購入する方が安心できると思います。

戒名も地域で位牌に「ここまでいれます」とか
「戒名の一部を変えます」というのもあります。

そう・・
ローカルルールが結構あります(汗)