2019/6/7 直葬のお話 その② 解説編

こんばんわぁ~!!
柏市のお葬式ならセレモニー天来!!
広報担当の野口です!

さて、今日は前回の続きです!!
では分解して解説していきます!!

(読売新聞)ヨミドクターでは 2018年11月2日
「福岡直葬センター」2011年10月にオープン。経済的な理由や、離婚で家族と別離しているなどの事情で、希望する人が多いという。12年度は169件だったが、昨年度は452件と利用者は年々増加している。

という記事でした。
すんごい直葬が増えた印象の書き方になってますけど・・・
オープン2年目 169件
オープン6年目 452件
これは・・・多分・・・
単純に営業が成功した形だと思われます。
おめでとうございます。

では葬儀のニーズについて説明します。

葬儀のニーズというのは
経済の流れに深く関連していて
葬儀の「費用」というのは
「生活必需品」の外側のお金・・

「生活余剰金」

というお金で捻出するお金なわけです。

で簡単に言うと
「生活余剰金」が無い=景気が悪い
となるわけです。

結果費用が掛からない直葬が選ばれるという形になります。

では景気と葬儀の解説です!!
葬儀の世界にはだいたい・・・・
3年位のタイムラグがあって
景気の波がやってくると思われます。

2012年度遺体ホテルがオープン
なんで3年前の2008年~2009年は何があったかというと・・
・世界金融危機
・サブプライムローン。
・リーマンショック という事がありました。

2015年あたりも
・中国株の大暴落
・日本経済のマイナス成長
がありました。

遺体安置ホテルが流行っていたのが
福岡を含んだ北九州という事でしたので

単純にそのエリアでは景気が良くないという
指標になっているののではないかと思います。

あくまで想定ですが・・・
実際に柏市で営業しているセレモニー天来でも
確かに直葬が増えた時期ではありましたが
現在は逆に家族葬が増えてきた印象があります。

続きの記事は
東京都や横浜市、大阪市など、関東や関西の人口密集地では、老朽化などによる統廃合で火葬場が不足する事態も遺体安置ビジネスのニーズを高めている。厚生労働省の集計では、16年度の全国の火葬場数は4181か所で、1996年度の8481か所から半減。横浜市では市営の火葬場は4か所のみで、平均4日程度待つという。

はい、「火葬場が減ってるぞ~っ!!」と煽ってますが・・・
建て替えておりますっ(笑)
古くてボロボロの火葬場から最新鋭の火葬場に建て替えたからですね・・。

昔の火葬場だと「環境基準に準じていなかったり」「広い施設なのに火葬炉が少なかったり」というのを自治体が急ピッチで変えているからにほかなりません、むしろ「炉の数」や「炉の火力が向上」をしているので対応できる体数は増えていると思われます。

ちなみにこの対比で出てくるのが「横浜市」なんですよね、「横浜市」は「高齢者人口」に対して「火葬炉数」に対して極端に少ない場所なんで御座います。

続きの記事が
葬儀場で告別式などを行わない場合、火葬を待つ間は自宅に遺体を安置することになる。ひつぎをエレベーターなどに運び込めないマンション世帯が増えているほか、弔問客への応対を負担に感じる喪主も多い。JR新横浜駅近くで、遺体を一時的に預かる「遺体ホテル」を運営する葬祭場「ラステル新横浜」の担当者は「高齢化で需要は今後さらに伸びる」と見込む。

はい、ここで全国的に増えている印象を与えますが「横浜市」の話です。
局地的に増える事は考えづらく、全国的には緩やかに増加すると考えています。

最後の記事です。
国立歴史民俗博物館の山田慎也准教授(民俗学)は、「少子高齢化や単身世帯の増加で家族構造が変わり、戦後から続いてきた告別式を中心とした葬儀のかたちが変わってきている」と指摘している。

その通りだと思いますね。
おっしゃる通りだと感じます。

今回は、良い形で参考の記事があったので標的にしてみました(笑)
次回は葬儀社として「直葬」について書いてみようと思います。
それでは次回も呼んでくださいね~(笑)

それではまた逢いましょう!!