火葬の方法は2つあります。

火葬場には2つの火葬方式があります。

「台車式」「ロストル式」になります。
平成に入ってからは「台車式」を採用している
火葬場さんの方が多いと聞いております。

ロストル式
棺を鉄格子のはしごみたいな物に乗せて
火葬して隙間から遺骨が落下して
受け皿でキャッチする方式の火葬炉
(当社対応エリアだと松戸斎場)

台車方式
台の上にゴトクみたいなのを置いて
その上に棺が乗る火葬炉の方式

どう違うかというと
①火葬炉に入れる方法が違う
ロストル式・・よいしょと火葬炉に乗せる
台車方式・・・火葬炉に入れて棺を降ろして台車を引き抜ける

②高さが違う
ロストル式・・落下する高さが高いのでお骨がバラバラになりやすい
台車方式・・・落下する高さが低いのでお骨がそのまま残る

火葬場で「この火葬方式でお願いします!」と言われても
指定はできません。

内部の話ではありますが、双方の利点のみあげると
ロストル式・・建造費用が安価・燃焼時間が短い
台車方式・・・不完全燃焼発現率が少ない・燃焼騒音が漏れない
混雑を緩和できる形で火葬場を運営できる
修繕費用が安価であることが多い

等を勘案した結果、台車方式が採用されているようです。